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【小学生の勉強方法】成績があがらない3つの原因

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こどもが小学生にもなると、日々の勉強のことで気になることや悩みが多くなるかと思います。

でも勉強の成績に関する悩みは、解決の見えない悩みではなく、かなりの確率で解決できる悩みだったりします。

今回、この記事では成績があがらない3つの原因を紹介し、その解決方法を紹介します。

きっとあなたのお子さんの成績があがるのが楽しみになりますよ。

勉強の成績があがらない悩み

子育てをしている親には、わが子が勉強ができるようにならないという悩みが多いです。

中には、自分(親)が勉強ができなかったから、子どもも勉強ができないんだと考える人もいたりします。

誰でもまわりの子に抜きんでて勉強ができるようになるのかと言えば、そうではないですが、先生が教えてくれることを理解するレベルには誰もがたどり着くことができます。(何らかの障害をお持ちで、普通に勉強ができる状況でない家庭は別ですが、、、)

勉強もある程度スポーツと同じ原理原則があって、そのことを理解していれば、今よりも勉強ができるようになる可能性はいくらでもあります。

我が家の子どもたちを見ていると、もちろんお兄ちゃんと弟とを比べると勉強に対する姿勢の違いや興味関心の違いがあります。

教科に関しても、お兄ちゃんは理科が好きだったりしますが、弟は社会が好きだったりするという違いがあります。そして、それぞれに学力がバラバラだったりします。

全体的な成績はお兄ちゃんよりも弟の方が成績が良かったのですが、それは勉強ができるようになるための習慣を弟の方がより多く身に着けていたからだと僕は感じていました。

そういった我が家の経験や、塾講師をやっていた時の経験から勉強ができるようになるならないの原因について、僕の見解を書いてみたいと思います。

成績があがらない原因

勉強ができるようにならないわが子を目にしながら、あなたは勉強ができるようにしてあげたいと、毎日四苦八苦されているのではないでしょうか。

僕はこれまでの経験から、勉強ができるようになった人には共通点があると考えています。その共通点とは

⑴ 勉強の量
⑵ 勉強の質(やり方)
⑶ やる気(モチベーション)

のいずれかの水準をきちんと持てていた人たちです。全てにおいて高い水準を持っている人はもちろん頭一つ抜きんでる人だったりします。

この三つの点を考えながら、あなたのお子さんのことを思い浮かべてください。どれもダメだ、と思われた方もいるかもしれませんね。でも大丈夫です。

どれか一つだけにまず焦点を絞って、水準を上げていく道を考えていけばいいことです。

まずいのは全部やろうとすることです。そうするとかえって何が良くなったのかがわからなくなり、たとえ勉強が少しできるようになっても、どんな取り組みが良かったのか、本人もあなたも分からなくなってしまいます。

簡単に取り組めるところから紹介してみると、まずは⑴の勉強量を増やすところからです。

成績のあがる勉強量の増やし方

あなたはご自分のお子さんがいつ、どのくらいの勉強をしているのかを把握していますか?

例えば小学生低学年だった時のわが子のよくある平日のスケジュールは
15時 帰宅
15時~友だちと遊ぶ
17時 帰宅
17時30分 宿題
18時 動画を見たり遊びの時間
19時 夕食
20時 次の日の準備や寝る準備
21時 就寝

といった感じでした。土日は少し勉強時間が多くて、午前中に勉強時間をとって午後は遊びの時間というスケジュールでした。

あなたならこのスケジュールを見て、どのようにして勉強時間を増やそうとするでしょうか。

よくあるパターンが友だちとの遊び時間を削るか、帰宅してからの遊びの時間を削るか、ということなのですが、あなたもそうしたのではないでしょうか。

でも、このパターンはおすすめできないです。

このパターンは子どもの勉強に対する興味を失わさせます。なぜなら、人は普通、楽しいことを削ることに苦痛を多く感じるからです。

ですから、楽しいことを削っていくやり方では、主体性は生まれないし、継続することが難しくなります。

そうなるとあとは勉強する機会を増やすしかありません。例えば、土日の勉強時間を午前中に加えて平日と同じ夕方の食事前にとるなどすれば、勉強の機会は増えます。

平日でも、学校から帰ってきたらすぐに20分程度宿題に取り組んでから友だちと遊ぶことにすれば、メリハリもつき、確実に勉強時間は増えます。

成績のあがる勉強の質のあげ方

ある程度勉強時間は確保しているけど、なかなか成績があがらないという場合もあります。

こういう場合は、たいていの場合が勉強のやり方を修正する必要があります。昔は「読み×書き×そろばん」という言葉があったように、書いてあることを理解する力、漢字を読み書きする力、計算する力が小学校での学力の基本になります。

宿題をやっている時間が確保されていても、計算の仕方が間違っていたり、計算力が低かったり、漢字がわからなかったり、そもそも問題で聞かれていることを理解していなかったり、こういった場合は学力が積みあがっていきません。

小学校の勉強の基礎は、頭の良し悪しではなく、読み、書き、計算の正しい方法を知っているかどうかの問題です。

勉強もスポーツも基礎が大事なのは言うまでもありません。もし、勉強の量は普通にあるのに、成績が上あがらない、という状態なら、基本に立ち返ることです。効果の出にくいやり方をやっていたり、勘違いをしていたり、原因を見つけてみてください。

あとは、言うまでもなく、勉強をする環境には気を配った方が良いです。勉強をしているすぐ近くにいつもテレビがついているとか、お菓子を食べながら勉強しているとか、集中を妨げる環境になっていませんか。

そういった気配りも勉強の姿勢をつくるためには重要な要素となってきます。

勉強のやる気のあげ方

最後に成績をあげるために必要なのはやる気の問題です。

一番手っ取りばやいのは、~できらた〇●をあげるよ、というご褒美式のやり方です。

宿題が全部終わったら、ゲームをしていいとか、一週間宿題を忘れずにやったら日曜日は外食で寿司を食べに行こう、とか何でも良いのですが、条件付きのやり方です。

逆に、~できなかったら〇●やらせてあげない、という賞罰式もあったりします。

親心としては、勉強に賞罰式を持ち込みたくないという気持ちも強いかと思います。僕も正直あまり頻繁に賞罰式は採用しなかったところがありました。

ただ、これをやらないといけない状況もありました。ある意味、これをやる親の方にも覚悟がいるかと思います。子どもにやることに対して、親自身はどうなのか、ということを子どもから見られるからです。

自分が時間に対していい加減に生活しておいて、子どもには勉強時間を守れ、守らないと~させない、ということばかりをやってしまうと、子どもの心はどうなるでしょうか?

親に対する軽蔑の心か、親の顔色を見ながら生活するようになるか、いずれも子どもの成長のためにはプラスになりずらい環境かと思います。

親や先生は反面教師で、言っていることとやっていることが矛盾していても問題なし、という考えもあるでしょう。でも、僕は親子は尊敬と信頼があることが幸せだと思っているので、反面教師で良いという考えはあまりしてこなかったです。

この辺は、それぞれのご家庭での教育方針となるところかと思いますので、ご参考までに。

理想を言えば、将来の夢と勉強がつながっていることです。将来の夢は変わり得るものなので、何でも良いです。動物が好きで、ペットショップをやりたいとか、ゲームが好きだからプログラマーとか、子どもの想像できる範囲で十分です。

こういった子どもの夢と、普段の勉強を結び付けることができるかどうかは、親の想像力に掛かっています。

例えば、最近はユーチューバーになりたいという子どもの夢があったりします。ユーチューバーと勉強をあなたならどう結び付けるでしょうか。

例えば、ユーチューバーは面白い体験を動画で紹介してくれたりします。それで、何でも嫌がらずに積極的に取り組んで、人にも教えてあげようという気持ちで勉強したり生活できる人がユーチューバーになれるよ、とユーチューバーの長所や見えない努力を教えてあげます。

そうすることで、普段の勉強に対する姿勢を高めてあげることができます。一生懸命勉強をしていたら、スマホで子どもの遊びを動画撮影してあげて、子どもにユーチューバーになったつもりで解説をさせ、アプリで簡単に動画制作をして見せてあげると、よりその気になっていくことは間違いなしです。

まとめ

今回はなかなか成績があがらない小学生のお子さんをお持ちの親御さんに、子どもの成績があがる方法などをお伝えしました。

1.勉強の成績があがらない悩み
2.成績があがらない原因
3.成績のあがる勉強量の増やし方
4.成績のあがる勉強の質のあげ方
5.勉強のやる気のあげ方

すぐに結果がでないからといって、すぐに結論を出さないでください。甘やかすことではなく、親ががまず子どもを信じて見守っていく姿勢から良い循環は始まることでしょう。

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