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奇跡のレッスンのダンス編が教えてくれた、伝える力は情熱だということ

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個性を殺し全体をいかす日本流

「ロボットのようなダンスはいらないよ。」

いつものように練習していた生徒たちは、この言葉を聞いていつもとまるっきり反対のことを指導されて、きっと面食らっただろな。

日本流でいえば、一糸乱れぬ調和が美しいと感じさせることが、美の表現の最高峰と考えらえれているだろうから。

その一糸乱れぬ最高峰のパフォーマンスがどういった練習や感覚から生まれてくるのかは、その域に達したことがなければ分かるはずもなく、

人は見た目に相当左右されるから、指導者は結局は見た目だけ真似て、本物とは全く異なるものにしか到達できないというのがよくある話だ。

そんな指導を受けると、生徒は一人ひとり周りに合せてパフォーマンスをするようになるし、また、指導者も全体として一糸乱れぬ見た目を優先してしまう。

それが結果として一人ひとりの個性がないように見えたとしても、全体の見た目の調和がとれている方を優先することがいわゆる日本流の指導だと言える。

まあ、こんなことを改めて感じたのは、「奇跡のレッスン」という世界のトップ指導者(最強コーチ)が日本の中学生に1週間の特別レッスンを行う動画を見ていた時だ。

奇跡のレッスン ダンスで個性が解放される瞬間

この動画を見ていて、指導者のもつ情熱の凄さもさることながら、不思議と画面に映る生徒と最強コーチとのやりとりを見ていて、自分自身がその生徒に投影される感覚があって、自分の心が解放されていった。

登場人物の中の一人に「ひかり」という女の子が出てくる。

「ひかり」は幼いころからダンスを習っていて、人生の中で感じてきた好きとか嫌いとかいう感情を外に出さずに、時間を忘れてダンスに打ち込むことで葛藤を越えてきた経緯がある。

コーチからダンスを通じて自分の好きとか嫌いとかの感情を出すように言われて、しばらくは混とんとした時期を過ごすことになる。

それもそう、感情を忘れるためにダンスに打ち込んできたのに、今度はダンスで感情を表現しろというのだから。

ひかりはレッスンを受けていく過程で、今度は大好きなダンスを通じて自分の感情を表現することを学んでいく。

そのことで、自分の中にあった好きとか嫌いとかいう素直な感情を自覚できるようになっていった。そして、そこには心から溢れる喜びの涙があった。

人が成長をするときに必ず混沌とする期間を過ごす。それは成長のためには必然であり、過去の自分の殻を破る力を与えてくれる。

成長というのは、いろんな考え方があると思うけど、自分の持っている才能を発揮していく過程なのだと僕は考えている。

個性と言うのはその人の中に内在しているのだけど、実は人との関わりの中でしかその個性を自分自身が感じることができないというジレンマを持っている。

ただ、ちょっと難しいのが、関わり方が上手くいかないときはその個性と言うものは、自分でも実感できないし、周りの人もその人の個性を活かすことはできないところだ。

この最強コーチと言われる人は、その関わりをダンスのレッスンの中で作り出していた。

自分が何者かが良くわからない生徒の心を理解し、はっきりと一人ひとりの良い面を褒める。そして、その人が抱えている葛藤を時には厳しく指摘していく。

この切る力と抱える力の両方を実に適切に施しながら、レッスンを進めていることを僕は感じた。

最強コーチは最高のエバンジェリストだった

このコーチは、一番最初に部活の顧問の先生たちとミーティングをした際に、ヒップホップの歴史について、また一つひとつのダンスの型がどういった状況の中で生まれてきたのかを指導者が知る必要があり、それを伝える必要があると説いた。

こういった一連のコーチの指導を見ていて、この人はダンスの技術を教える前に、ダンスの歴史を尊重し、自分がダンスによって人生が切り拓かれた、ダンスと言う表現活動のエバンジェリストとして生徒の前に立っていることを感じた。

僕は仕事で、商品を売るための広告文を書いている。チラシ、ホームページ、メルマガなど、広告文を載せる媒体は様々にある。

最終的には、その媒体を通じてそのサービスを欲している人に適切に情報を届ける必要があるのだが、伝える力の最高の源はエバンジェリストとしての情熱だろうと再認識した。

伝えるサービスに対する愛情、その商品の独自性(個性)を誰に届けるのか?

こういった表現活動は自分の個性は何なのかと一度は悩み、その殻を破った人にしか成しえない情熱の領域である。

奇跡のレッスンは僕に語った 伝える力は情熱だと

会社の看板に傷をつけないように、あたりさわりのない表現で伝えていくことも必要なのかもしれないが、伝わらない文章や写真はこの世に無数に生み出されるゴミに過ぎない。

伝える力とはそのものを自分自身が良いと思えるまで、思考錯誤して取り入れてみようとする情熱から生まれてくる力に他ならない。

僕は画面の向こうにいる最強コーチからそのことを今回学んだ。

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