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休日の外遊びの定番、ボール遊び。健康の基礎を作るこんな効果も

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パパにとって休日の子どもとの遊びは、子ども好きのパパにとっては休日の楽しみの一つです。でも僕はどちらかというと一人で休んでいたい派の人間で、仕事で疲れていて、ちょっと外で子どもの相手をすることはおっくうな方でした。

せっかく子どもと時間を過ごすなら、いやいやではなく、パパにとっても有意義で楽しい時間としたいですよね。僕が休日に子どもと遊ぶ時は、いつもいろんなボールを持っていって、子どもたちも楽しくなり、自分も楽しめる遊び方を試していました。

今回は、休日に子どもとどんな外遊びをしようかと考えているパパに、子どもと楽しく遊ぶことができて、かつ、子どもの発育にも良い我が家のボール遊びを紹介したいと思います。

外遊びもつかみが大事

僕の場合、ボール遊びは外遊びの中でも得意技であったので、外遊びをするときは、ボール遊びのレパートリーを増やして楽しんでいました。どこで遊ぶのかが、実はとっても大事かと思っていて、いつも子どもたちだけでは行けないような、ちょっと遠くの公園のレパートリーを3,4箇所持っていて、そこをローテーションしていました。

そうやって、子どもたちにパパと遊びに行くのはちょっと特別な時間というプレミア感を持たせていました。

最近は公園でのボール遊びが禁止されているところもあり、ボール遊びをメインに考える場合、周りを気にしないでボールを投げたり蹴ったりすることができる公園や遊び場を選んでいました。

そして、外遊びでは最初のつかみが大切なので、最初はその公園、遊び場に入ったら一番お気に入りの遊具でまず遊び、体と心の準備運動です。それが終わると、いよいよボールを使って遊ぼうと誘っていきます。

ボール遊びの最初の一歩

最初から上手くボールを扱える子どもはいません。僕たちも生まれていきなり歩けるようになったわけではなく、ハイハイから始まったはずです。ボール遊びも同じで、ハイハイのレベルから始まります。

最初の一歩は、まずボールを手で捕ることから始まります。ボールを思ったように投げるなり、蹴るなりできるようになると、ボール遊びが楽しくなるのですが、そのためにはボールを手で取るということを最初に覚える必要があります。そしてそれができるようになるとキャッチボールができるようになっていき、ボール遊びのレパートリーが増えていきます。

子どもにとってもそうですが、父親にとってやはりボール遊びの面白さはキャッチボールができるようになるレベルからです。ですから最初のボール遊びの到達目標は自分でボールをある程度コントロールして相手とのやりとりができるレベルです。

これは人によるのかもしれませんが、僕はボールを蹴ることは投げるよりもレベルが高いと思っていて、ボール遊びの最初の一歩はまず手でボールをとるところからと考えています。

一番最初の簡単な最初のレベルは、まずボールをほんとうに近くの距離で投げてあげてボールをキャッチしてもらう遊びです。ボール投げというよりは、ボール渡しという感覚でしょうね。ボール渡しの次は、ボール転がしです。その次はボールをバンドさせてキャッチさせます。そして徐々に空中でノーバンドでボールを捕ることができるように仕向けていきます。

ボール遊びのボール選び

ボール遊びの最初の一歩は、ボールを捕ることろから始まるので、ボールの大きさや硬さは捕りやすさで選ぶことが良いのではないでしょうか。最近は100均で外遊びのおもちゃが充実しているので、子どもと一緒に100均に行って一緒にボールを選ぶのも楽しいと思います。

最初はある程度大きなボールを選ぶと捕りやすいと思います。ボールに慣れてきて、投げたりすることも上手にできるようになったら、徐々に小さなボールにして、遠くまで投げることができるようにしていきます。このレベルまで来るとキャッチボールも楽しくなってきます。

小さなボールが使えるレベルになると、変化球が簡単に投げることができるように細工されている魔球ボールで遊べたり、おもちゃ屋でいろんなレパートリーのボールを見つけることができます。ボールの他にも、ブーメランやフリスビーをバリエーションに入れると、また違った感覚でキャッチボールを楽しむことができます。

ボール遊びで子どもとゲーム

僕は幼少期からずっといろんなスポーツをしてきた経験があるので、子どもたちとボール遊びをしていても、ついついコーチのような感覚で、どうしたら子どもたちのボール遊びが上達するようになるのかを考えてしまいます。

例えば、最初は簡単に捕れるところから始まって、だんだん変化をつけて難易度を上げていきます。最初はノーバウンドで捕れないので、ボールをバウンドさせたりして簡単に捕れるようにします。馴れてくるとバウンドさせたボールも高いところでとるようにコントロールしたり、ちょっと横にずらしてみたり、大きくバウンドさせたり、ちょっとした変化をつけていきます。

マンネリ化するとこちらもつまらないし、お互いに飽きてしまいます。それで、ある動作ができるようになると、すかさず変化をさせます。すると、その変化に合わせて子どもは体の使い方を変えていき、手だけで捕るのではなく同時に足を動かすことを覚えたりと、運動神経が刺激されていきます。人は環境から受ける影響によって適応するようになっていて、投げるボールを変化させることで、意図的に環境の変化を作り出し、上達のきっかけを作っています。

そして、より面白くするために、ボール遊びの仕上げはゲームです。それまでの状況を見て、勝手に親がキャッチボールの目標を決めて、10回投げて3回捕ったら帰りのコンビニでアイスにしよう!など、いつもコンビニに寄ってお菓子やジュースを買っているのですが、ゲームにすることで子どもたちはより真剣になって遊んでくれます。

この辺りも、目標に行くか行かないかのさじ加減が面白いところで、終わった時の充実感や達成感を感じさせてあげられるかどうかは、ハラハラドキドキ僕も楽しめるところだったりします。目標に行かなかったときは、じゃあもう一回チャンスをあげるぞ、などと言って残念な結果にならないようにはしています。。。

ボール遊びの効果

最近は世間で子どもの体力の低下が指摘されています。その現状に対して文部科学省は「幼児期運動指針」という方針を出して現状の改善を促しています。ここで言う体力の低下とは具体的には「走る」「跳ぶ」「投げる」といった基本的な運動能力の低下のことです。

また、この「幼児期運動指針」には幼児期における運動の意義が次のように5つ書かれています。
⑴ 体力・運動能力の向上
⑵ 健康的な体の育成
⑶ 意欲的な心の育成
⑷ 社会適応力の発達
⑸ 認知的能力の発達

以上のような内容を見てみると、ボール遊びにはこの「幼児期運動指針」に書かかれている内容がしっかりと入っていることがわかります。ボール遊びは上手に行うと、楽しい充実感だけではなく、人生を通してとても大切な健康の基礎をつくってあげることもできてしまうのです。

こんなメリット溢れるボール遊びをぜひ活用して、あなたの休日を充実させ、子どもたちの健康の基礎作りをしてもらいたいものです。

まとめ

今回の記事では

1.外遊びもつかみが大事
2.ボール遊びの最初の一歩
3.ボール遊びのボール選び
4.ボール遊びで子どもとゲーム
5.ボール遊びのメリット

について書いてみました。パパ自身が大きな子どもになって、楽しく過ごしている姿は自分のリフレッシュだけでなく、きっと子どもたちの心にも良い影響があるはずです。

家族で旅をした回数だけ家族の絆は深まると、何かで聞いた記憶がありますが、一緒に楽しく遊んだ回数だけ親子の絆が深まることは確実です。

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